教える

2012.05.16 Wednesday 10:57 | posted by 悩める社長

私自身ゴルフ練習場にはあまり行かないほうなのですが・・・
たまに、練習場で練習していると、何席か向こうで一生懸命に
教えている人が居ます。レッスンプロかなと思い休憩しながら
聞いていますと、どうもそうではないらしい。
つまりは素人、と言ってもそれなりの腕の持ち主なのでしょうが
熱心に教えている。教わっている方は、まだ始めたばかりなのか
球筋が一定してないし、あっちに行ったり、こっちに行ったり
ですが都度ああしろ、こうしろと細かく教えていました。

随分前になるような気がしますがツアープロと一緒にラウンドする
機会がありました。すでにシニアでしたが球筋の素晴らしさと
狙ったところにきっちりと運ぶ正確さに感動した記憶があります。
ツアープロと一緒にラウンドする機会などはそうそうあるものでは
ありませんから強烈な印象として残っています。
その時ツアープロが言った言葉がそれ以上の印象に残っています。
ラウンドしながらでしたが
　「松村さん　シングルハンディのアマチュアが教えるのとプロが
　　指導するのとは何が違うか分かりますか？」と聞かれました。
私はすぐに返事をすることが出来ませんでした。プロが言うには
　「アマチュアシングルさんは自分のやってきたゴルフを教える
　　ことはできるかもしれませんが、その人に合ったゴルフを
　　教えることはできません。プロはプロになるために全ての
　　事を学んできており、経験してきていますから教える人の
　　体型とか問題点とかに合わせて指導ができるのです。」
なるほど・・と思われませんか？
先ほどのゴルフ練習場でのレッスンはどうでしたでしょうか？
そんなプロの話を思い出しながら見ていましたが、熱心さは
相当なものでしたが「その人に合わせて」となると少しばかり
無理があるように思えました。私もたまに初心者の方からゴルフを
教えてと言われることがありますが、先ほどのプロの話を思い出し
「先ずはレッスンのプロについて基礎をしっかりなさったほうが
良いですよ」と薦めることにしています。我流で来た私のゴルフは
まさにプロが指摘した教え方になるだろうと思うからです。

さて、会社には今年７名の新入社員が入社しました。彼らは
フレッシュで爽やかで輝いていましたが・・指導する側の社員は
人生や仕事に於いて本物のプロなのでしょうか？いささか心配です。
社内に教育専門の機関がある訳でもありませんから配属先の
上司や先輩がその任に当たることになりますが、自分のやり方
だけを一方的に指導するアマチュアレッスン式にならないで
新入社員一人一人の性格や長所、短所を把握してその人に合った
指導をしてほしいと思います。
プロ野球の世界ではアマとプロの一線を画す習慣が残っていますが
徐々に緩和されつつあるようです。しかしプロのコーチがプロを
指導してもなかなか上手く行かないわけですから「教える」とは
いかに難しいかと言うことになりますね。
阪神ファンの私ですが、先ごろ阪神の金本選手が中日の落合元監督
に電話して打撃の指導を仰いだという記事を読みました。
あの長嶋の安打記録を抜いた金本選手が誰かに指導を仰ぐなどと
言うことが考えられませんが、どんなに一流のプロになっても
「教えを請う」という素直な気持ちを持ち続けている金本選手が
超一流の素晴らしいプロ野球選手であるということの証明でしょう。
年令を重ね、経験を重ねて教える立場になろうとも「教えを請う」
立場であり続けていたいものです。人に教える立場の人はその何倍も
あらゆる事を勉強し経験し、その人に合ったを指導を心掛けて
その人の成長を楽しみにして、あわせて自分自身の成長も楽しみに
して欲しいものです。

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朝礼の泉

看板

2012.02.15 Wednesday 16:28 | posted by 悩める社長

２～３日前の新聞に載っていたように思いますが
意味がよくわからない言葉として、また、最近の就活に関しての
提言だったように思いますが・・「個性」とは何かを問うた
記事でした。確かに「個性」を説明してくださいと言われて
スラスラと説明できる自信が私にはありません。
辞書で引いても「個性とは個人を個人たらしめる特徴である」
そうですが、これを見ても意味がイマイチ分からないのです。
しかし、個性がある・ない、強い、弱いと言う表現がある
ように普段何気なく使っているのに改めて個性とは？となると
はたと考え込んでしまいます。そんなことを考えていると
　看板をかかげて歩け
　看板を
　だれのものでもない
　自分の
　いのちの看板を
　　　　　　　　　　相田みつを
が脳裏に浮かんできました。個性＝看板なんて考えてみたら
どんなものでしょうか？学生が就活で面接を受けに行く時に
自分はどんな看板を持って行こうとしているのかと考えてみる
なんてのも面白いですね。看板ですからアピールしたいこととか
私は「こういう人間」ですなんてのもありですし、結局は自分の
事ですから他の人の迷惑にならなければ「何でもアリ」ですね。
しかし、この何でもありの中で自分の看板を作るのって難しい。
今の若者達にとって参考にする宛がなかなか無いのも事実です。
逆に言うと他を参考にしないから独自性が出るというか、個性が
出てくるのかもしれませんね。

自分の看板持っていますか？掲げていますか？聞かれたらどうですか？
でも大抵の人が看板を持っているのですが掲げていない。
一番、掲げるときは「恋愛」しているときでしょうね。相手に対して
自分を売り込んだり、自分の気持ちを分かってほしいから積極的に
アプローチしますよね。そんな時には知らずに看板（個性）を掲げて
いるんです。そして「見て」「見て」なんて平気で言ってるんですね。
そんな時はどんなに大人しい人でも勇気も出るし雄弁にもなります。
それを平常から出せる人は「個性の表現が上手」な人でしょう。
会社でも趣味のグループでも個性的な人は話してて楽しいですね
お互いを「知り合う」「個性を認め合う」なんて今時、古い言葉だと
言われそうですが・・自己主張とまでは行かなくとも自己表現はもっと
すべきかなと思う人が多いように思います。

自分の看板を掲げて「いちずに１本道」を歩く人が少なくなりました。
自分自身の看板に表情や表現を加えて、恋愛をするときのような心に
「ときめき」を持って色々な人と接して行きたいものです。
私の看板もそろそろくたびれて来ましたので掛替えようと思います。
私は
常に新しい事にチャレンジします。
一度やりかけると結果が出るまで諦めません。
何事にも熱中します。
何事にも興味を持ちます。　でしたが・・・
これからは
チャレンジする人を応援します。
結果が出るようにサポートします。
静かに責任を持って行動します。
何事にも興味を持って頂くように紹介します。　でしょうか？！

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朝礼の泉

運と愛嬌

2011.09.28 Wednesday 17:31 | posted by 悩める社長

野田新総理が誕生しました。
総理の経歴で常に登場するのが松下政経塾、日本新党でしょうか？
松下政経塾と言えば商売の神様と言われる松下幸之助さんが私財を
投じて作った私塾です。吉田松陰の松下村塾にならったとも言われて
いますが、その目的は「２１世紀理想の日本を実現するための諸理念
方策の探求と、それを推進していく人材の育成」となっています。
もちろん、ここで松下政経塾の紹介をしようとは思っていません。
創設者の松下幸之助さんが言った言葉に興味を持ちました。ある方が
入塾を許された後、松下幸之助さんが「あんたには『運と愛嬌』がある。
だから選んだ」というのです。『運』とは常に前向きでチャンスを
つかめること、『愛嬌』とは笑顔だけでなく周りの人々を惹きつける魅力
そういう意味だと言われたそうです。それ以降も塾生を選ぶときには
「運と愛嬌」を持った人を選びなさいと言われたということを何かで
読んだ気がします。如何にすれば「運と愛嬌」を持った人を見分ける
ことが出来るのか難しいと思いますが・・私の周囲でもリーダーと
呼ばれる人達をよくよく見れば「何かしら運の強さと憎めない雰囲気」を
持ってるなと思うことが良くあります。

そこで、運と愛嬌について少しばかり考えてみたくなりました。
運も愛嬌も元来持って生まれた人だけのものとは決して思いません。
松下幸之助さんが言われたように
　　　運は常に前向きでチャンスをつかめること。
　　愛嬌は笑顔だけでなく周りの人々を引き付ける魅力。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　なわけですから
もって生まれた「運」とかではなくて、チャンスが来たらしっかりと
掴むことが出来るように何事にも「前向き」に考え・行動し、逆に
チャンスを手元に呼び込むくらいの積極性を持てと言うことでしょうか？
「チャンスは平等に訪れる」と言う言葉がありますが・・決して
平等には訪れないことは周知の事実でしょう。しかし、チャンスが
来ていることが分らない人が意外と多いのも事実かもしれません。
言い換えれば「積極性」と「チャンス」はセットではないでしょうか？
「果報は寝てまて」と言う言葉がありますが何もしないで寝て待っても
果報は来ないように思います。やはり出来る事はすべてやった上での
「果報は寝て待て」ということなのでしょう。
「愛嬌」を身に着けるのはもっと難しいですね。もし誰かが私に愛嬌が
あるか？と問われれば、残念ながら「無い」と答えるでしょうね。
どうすれば愛嬌が備わるのか正直わかりませんが、しいて言うなら
何事にも「興味と感動」を持つことから始めてみては如何でしょうか？
もちろん、私が保証できるはずもありませんが今までと違った自分を
発見できるかもしれませんね。
私も「積極性」「興味」「感動」自ら実践してみようと思っています。

男が作る朝ごはん（２）
　味噌汁は
　　　具材には、油揚げ、なす、だんご
　　　だんごの粉を小さめのボールに入れて水を少しづつ加えて大さじの
　　　裏側を使って練って行きます。手で練ると指に付着して難しい。
　　　また水を少しづつ入れて行かないと一気に柔らかくなり過ぎます。
　　　耳たぶより少し硬めがベストです。具材と丸めただんごを出汁で
　　　煮て、だんごが表面に浮いて来れば味噌を濾してできあがりです。　　
　アジの開き
　　　肉厚で美味しそうだったので焼きました。
　サラダ
　　　レタスをばらして包丁でざっくりと切り。玉ねぎを細切りにして氷水で
　　　さらして置き、皿に盛りプチトマトを乗せて、ドレッシングをかけます。
　ご飯
　　　新米を頂いたので炊きました。　　　　　　
　その他
　　　きゅうりと茄子の浅漬け
　　　前日の夜、茄子はヘタを取って縦に４分割に切り、きゅうり５本の
　　　皮を剥き１回縦に切って、横にして中程で２つに切り、少し大き目の
　　　容器に入れエバラ浅漬けの素のレギュラーと昆布だしを半々に
　　　茄子ときゅうりが隠れるくらい注いで１２時間冷蔵庫に入れておき
　　　翌朝、別の容器に取出せばＯＫです。（美味しいですよ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　所要時間４０分（浅漬けを除いて）

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朝礼の泉

早めの一歩

2011.08.18 Thursday 17:13 | posted by 悩める社長

還暦になりました。少しばかり人生を振り返って見たくなります。
ほとんど振り返ることのない一方通行の人生を歩んで来ましたが
さすがに節目を感じます。過去の出来事をよく覚えておられる人が
居ますが・・・私の場合は全く残らないというのか、記憶する気が
無いというのかでしょうか。過ぎた事への執着が皆無なのです。
諸兄は如何でしょうか？人生の回顧録を書くほどに意味のある
人生であるなら、過去を大切に記録しておかねばならないのですが
そんな必要も無さそうですので、このまま進んで行こうと思います。
過去には興味が無いのですが、直近未来には興味を持っています。
誰でも自分や家族、友人の直近未来がどうなるのか興味を持つのは
至極当然のことですが・・４０代では２０年先とか、５０代では
１０年先の為に計画を立てていましたが、はてさて還暦になると
何年先までの計画や夢を描けばよいものか悩んでしまいますね。
勿論、４０代や５０代から準備してきたものも少しはありますが
かと言って、何も目的を持たない、望まない時間を過ごす事は
私には出来そうにありませんから、きっと何かしら計画をするに
違いありません。ですが問題は何年先に目標を置くかです。
とりあえず５年か１０年でしょうが、今までの１０年とはかなり
違った要素を考えねばなりません。体力的にではなくて立場的と
言ったほうが分かりやすいと思います。つまり５年で出来る事と
１０年かかる目標とを分けなければならないことになります。
今までの５年目は中間点でしたが、これからは着地点でもあり
中間点でもある訳です。と考えると６０才は難しいですね。
先日の朝礼でこんな話をしました。
　　６０から皆さんの年齢を引いて、その年数を横軸にとり
　　縦軸には夢、生活環境、収入、趣味等の目標を置いて
　　毎年の行動、スケジュール、到達レベルを決めます。
　　神経質に作ると嫌になりますからアバウトに楽しく作って
　　みるほうが良いです。できれば資金計画が入ると最高！
　　しかし、「家を建てる」なんて目標を置いただけで全てが
　　終わってしまう。なんて思う方もおられるでしょうが・・
　　それはそれで良いわけで、後はなるべくお金のかからない
　　趣味とか習い事などを選んで計画するとよいです。
　　つまり、何事も今から目標を決めて少しずつ積み重ねて
　　行けば必ずある程度のところまでは到達します。
　　ただし、「あきらめない限り」と言う条件付きですが。
私の陶芸も既に１５年が過ぎようとしています。
ここまで続くとは本人が一番驚いています、まして展覧会に
自分の作品を出展し入選するなど夢にも思わなかったのが本音です。
今の伊藤先生に出会ったのが展覧会に出品するきっかけでしたが
続けてきてよかったというのが正直な気持ちです。もし６０才から
始めようとした場合を考えると「億劫」の文字が先に浮かびます。
自分がしてみたいことを先延ばしにせずに「初めの一歩」を踏み出す
勇気と週に少しの時間を調整して、何かしら初めてみませんか？
きっと、後々の人生に潤いをもたらすこと請合います！！　　

余談ですが東京のＨＯＯＴＥＲＳ（フーターズ）レストランに
行ってみたいです。還暦が何をとおっしゃらないでください。
楽しそうではありませんか？！健康的なＨＯＯＴＥＲＳガールの
ショーもあり、中西部の雰囲気も見てみたい、料理も食べてみたい。
コンセプトは「素晴らしい料理」「手ごろな価格」「楽しい雰囲気」
「気の利いたサービス」です。おじん趣味と笑われても行きたい！！

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朝礼の泉

八つ当たり？

2011.03.02 Wednesday 17:38 | posted by 悩める社長

夕刊フジに面白い記事が載っていました。
ドイツのＩＴセキュリティー会社であるアヴィラが世界中の
ユーザ１万４０００人を対象にアンケート調査をしたそうです。
その調査によると３９％の人が使用中のパソコンに対して
「大声で罵声を浴びせたことがある」と答え、９％の人が
「拳や野球のバットなどでパソコンを殴った」３％の人が
「パソコンを地面や床、机、家具などに投げつけた」と答えた。
この結果に対し日本ではどう受けとめられたかと言えば？
　「モノに当たるなんて最低です」
　「自分は粗野な人間ですと告白するようなもの」
　「パソコン様がいなかったら、何ができるんだお前ら」
　「責められるべきはディスプレイではなくて本体」等の
　　　　　　　　　　　　　冷静な声も寄せられたそうです。
一方では、この程度のことは
　「普通によくある日常の光景」
　「本体に斜め４５度にチョップを入れる」
　「キーボードを抜いて床に叩きつけた」
　「マウスを投げつけたら液晶破壊した」等の
　　　　　　　　　　　　　　賛同の行動や声もあったとか。
さて、諸兄は如何でしょうか？そんな暴言を言ったことも
行動をしたことも無いと言われる方が多いのでしょうか？
それともありましたか？私にすれば「ありあり」です！！
さすがに投げつけたり叩きつけたり殴ったりなどはしませんが
罵声などは過去に数回では無くて数十回、数百回はありそうです。
もちろん、これが本業でもあり毎日パソコンを使うわけですから
聖人君子でもなければ無いほうが変だと言えるかもしれませんね。
アンケートの中での対策は
　「システムの自動更新をＯＦＦ」
　「壁紙を好きなキャラクターにして思いとどまる」等
大人の対応でした。また、精密機械なのでパソコンにキレたことは
無いと言う人も３８％いたそうですが、動作がおかしいときに
パソコンに向かって「頼む」と懇願したことがある人もいたとか　　
ここまで来ると悲惨とか哀れな光景が浮かんできます。

私も、仕事でワードを使っている時、何度となく画面に向かって
「馬鹿」「戻って」とか言ったり、グチャグチャにキーを叩いて
（と言っても指でですが・・）発散したりを経験しています。　
以前作ったワードの文章を呼び出し修正を加えて上書き保存を
クリックして前の文章を無くしてしまったり、１ページの文章を
３０人分添削し、纏めていて、後２人になったところで中断して
保存を失敗、がっくり！！初めからやり直しになった時などは
八つ当たりと分かっているものの、つい、やってしまうことって
ないですか？止まらない、やまらない「かっぱえびせん」です。
この「ブログ」でも良くあります。
テーマを決めて内容を考えながらキーをたたいて行きます。
２／３以上も作ったところで矢印キーと頁キーをを間違えて
思わず叩いてしまい、前に頁に戻すキーを押してみますが
後の祭り、前の状態に戻ってこないことがあったり、昼になり
保存しないまま終了してしまったりすることもあります。
頭の中が「がーーーん！！」です。自分に怒り心頭です。
そんなことは１回や２回では無く、よくやるので何時もは
途中で下書き保存をしながら進めますが、珍しくノリノリの
時に限って「やらかし」ますから始末が悪いのです。
頭が真っ白になって、今までノリノリのところに冷水を浴びせ
かけられた心境になります。そんなに時思わずやってしまいます。　　　　　　　　　手をキーボードの上に置き、全部の指を使ってグチャグチャに
キーを押します。数分で結構なストレス発散になります。（笑）
パソコン本体を叩いたり、投げつけたりすれば壊れますから後で
もっと自己嫌悪になりそうですから、グチャグチャタッチが
お勧めです。キーボードは少々叩き過ぎても大丈夫に作って
あると勝手に思い込んでいますので・・。思い切りやります！！
それで気を取り直して、少しづつ思い出しながら再入力します。

もしかしてこのブログも・・・・？！そうです、やっちゃいました！
でも、途中までは下書き保存していましたから被害は半分位でした。
私の「パソコン八つ当たり」は、しばらく続きそうです・・・・ネ。　

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朝礼の泉

卯年

2011.01.19 Wednesday 15:08 | posted by 悩める社長

今年は「卯年」です。
私は年男、つまり還暦を迎えることになります。
５０台と６０台の分かれ目に来ているわけでして・・
何か寂しい気がしているのは「ごじゅう」が「ろくじゅう」と
発音する以上に感覚的に年老いた気分になるためでしょうか？
人生５０年の時代からすれば平均寿命も随分長くなりました。
厄年の考え方も修正したほうが良いのではないかと勝手に考えて
みたりしているこの頃です。

さて卯年の出来事と言えば
１９０３年（明治３６年）　ライト兄弟が人類初の飛行
１９１５年（大正４年）　　東京株式市場大暴落　全国中学（高校）野球大会　
１９２７年（昭和２年）　　昭和金融恐慌　日本初の地下鉄開通
１９３９年（昭和１４年）　第二次世界大戦　横綱双葉山６９連勝
１９５１年（昭和２６年）　サンフランシスコ講和条約
１９６３年（昭和３８年）　ケネディ大統領暗殺
１９７５年（昭和５０年）　ベトナム戦争終結、マイクロソフト設立
１９８７年（昭和６２年）　国鉄分割民営化　ブラックマンディー
１９９９年（平成１１年）　欧州で統一通貨「ユーロ」導入
　　こうしてみると色々な事が起こっている「卯年」ですね。

さて、２０１１年はどんな年になるのでしょうか・・？
経済としては大暴落とか金融恐慌とかブラックマンディとか良くない
印象を持ちそうですが、年間では卯年の経済は意外と良いそうです。
遡ること５回の卯年の経済は４勝１敗で好景気とのことですから
今年の景気は良くなるかもしれませんね。上昇を期待しましょう。

今年は還暦です。
還暦と言えば「赤いちゃんちゃんこ」を着て、赤い帽子をかぶる姿を
思い浮かべますが・・最近は少なくなってきたようです。私自身も
勘弁願いたい側の人間です。とは言っても母親などは必ず厄払いに
行くようにと私の顔を見るたびに言いますので何とか行かねばと思って
いながら億劫で行けていません。節分までには行かなければならない
ようなので少し焦ってきていますが今週か来週中には近くのお寺に
行き厄払いをして来ようと思っています。お寺へは１円玉を６０枚
持って行き、６０段ある階段に１枚づつ置いて来るのだそうです。
さて、「赤」に拘るようなのですがロータリークラブの元メンバーの
Ｍさんはずーっと乗りたいと思っていたスポーツカーを６０才で買い
車の１部に赤を入れたとか、他の方はゴルフのクラブに赤を入れたとか
それぞれが思い通りに「還暦の赤」を楽しんでるようですから・・
私も何か考えてみようと思っています。簡単なところで行くならば
ゴルフウェアーあたりが無難なところでしょうが・・面白くないですね。
でも、その程度になりそうな気がしてなりませんが一応考えてみます。
還暦で赤子に帰るという意味のようですから・・人生を一回チャラに
して再出発とするのもよい機会かもしれませんね。全ては無理にしても
「クリヤー！！」と大声で叫んで気持ちだけでもリセットしましょう。

松の内も過ぎ、年始の挨拶回りも落ち着きましたので完全仕事モードに
入って行きます。期末目指してダッシュ！！です。今年も頑張ります。

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朝礼の泉

あんぱん

2010.11.13 Saturday 10:02 | posted by 悩める社長

日経ＴＯＰリーダーに面白い記事が載っていました。
東京グルメ発祥の地シリーズですが、明治創業が多い！！

あんぱんは１８７４年（明治７年）今の茨城県出身の武士木村安兵衛
英三郎親子が、日本古来の酒饅頭をヒントに酒種でパン生地を発酵
させてあんを包んだのが始まり。現在も本店では焼きたてが買える
銀座木村屋　酒種あんぱん・桜１４７円だそうです。

くりーむぱんの元祖は「新宿中村屋」だそうですが・・くりーむぱんと
言えば品川駅で何時も列ができている八天堂のパンは如何です？
家人がパン類が大好きですから品川駅を通る時は、どれくらい並んで
居るかを確認して、羽田に行く途中で少ないようであれば買います。
こちらはあんぱんではなくて「くりーむぱん」です。それも種類が豊富
なんですが一押しはカスタードくりーむぱんかな。他に生クリーム
小倉くりーむ、抹茶くりーむ、チョコくりーむぱんがあるそうです。
若いカップル、中年の女性が多く並んでいますのでオジサマが買うには
ちょっと勇気がいりますが、そんな思いをしてまで食べたい絶妙な味です。

カレーパンはどうですか？私はカレーライスと同じくらい好きです。
１８７７年（明治１０年）名花堂が前身で１９２７年に洋食パンの名前で
実用新案登録されたのがカレーパンのルーツ、発祥は東京都江東区
森下の「カトレア」さんだそうです。

パンはこれくらいにして、親子丼はお好きですか？私は大好きです。
１７６０年卵とじを（宝暦１０年）に初代が将軍家鷹匠として仕える傍ら
軍鶏専門店として創業、鳥すきの締めに肉と割り下を卵でとじて食べる
客がいたのが始まりで、卵とじをご飯の上に載せて１８９１年（明治２４年）
に親子丼として売り出したそうです。元祖親子丼１５００円。
食べてみたい方は東京は日本橋人形町の「玉ひで」に行ってください。
但し、１１時半～１３時までに並ばないと食べれないそうですよ？！

ポークカツレツは１８９５年（明治２８年）創業の「銀座煉瓦亭」。
豚肉を油で揚げ、デミグラスソースで食べる「コートレット」を生パン粉を
つけて揚げて、日本人の口に合うようにウスターソースをかけてポーク
カツレツとして発売したそうです。
ポークカツと言えば「サイボクハム」お世話になっています。正月など
家族が集まる時などに頼みますが、いつ食べても本当に美味しいです！
「とんかつ」が良いですね、さくっと食べれます。お勧めですよこれは。

こうしてみると明治時代にルーツを持つものが多いようですね。
和洋が入り混じった時代に多くの食への探究があったのかもしれません。
飽食の時代、原点に戻る意味も込めてレトロな味を食してみませんか？　

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朝礼の泉

３つのキーワード

2010.09.29 Wednesday 15:57 | posted by 悩める社長

今月は超ハードでした。
数えてみると１日中会社に居たのが３日間だけでした。
出張の多い月でしたので体中が張っています。こんな時は
風邪を引くことが多くて、引くと長引きますから要注意です。
でもそれは、ブログの更新が出来なかったことへの言い訳です。

最終の出張が２３日～２６日までの中国上海・杭州でしたが
この件に関しては写真が出来次第お話しようと思います。

以前にも書きましたが
私の好きな作家、経済評論家に堺屋太一先生がいます。
その堺屋先生がＳＭＢＣ経営懇話会発行の「ＭＩＴ」という冊子に
「２０１０ＳＭＢＣトップセミナー」の中で「アジアと日本次なる社会」
と題した提言をしていました。モノづくり体制から抜け出せない日本は
低コストでモノが作れる中国を始めとするアジアの諸国と競争しても
仕事を奪われてるのが現状です。
規格大量生産型経済からの脱皮をしなければ日本経済は成長しないと
言われて久しいのですが・・脱皮するどころか、のめり込んで行ってる
気がしないでもありません。

堺屋先生の話の中にアップルのｉＰＡＤの分業生産体制があります。
ｉＰＡＤのハードを作っている企業の１つに台湾の鴻海という企業が
ある。その鴻海がアップルに納入しているハード１式はｉＰＡＤの
売価４９５ドルのうち、たったの１１．５ドルに過ぎない。これに
組み込みソフトが約１００ドル、流通費用が８０ドル、アップルに
残るのが２９０ドルです。鴻海が得る額の実に２０倍以上です。
つまりブランドの価格やビジネスモデルを発明したことへの対価は
モノづくりの２０倍以上になっているという事です。
今や、モノづくりの生産に対する評価は実に売価の２～４％程の価値
だと言うことになります。今のレートで行くとｉＰＡＤのハード生産
価格は１０００円に満たないことになります。
それが中国ではなく本土より数倍コストがかかる台湾だといいますから
驚きです。ここに日本が競争する隙間があるとは決して思えません。

今、韓国企業が世界経済の中で、メモリー、家電、自動車等の分野で
どんどん日本企業を追い抜き世界を席巻しようとしているのは周知の
事実です。数十年前までは韓国が世界の工場だった時がありましたが
今の韓国にそれを見ることは出来ません。
堺屋先生は、日本の企業も｢知恵づくり」体制への転換をしなければ
未来は無いかもしれません。付加価値の高い商品を生み出すための
ビジネスモデルの創造であり、技術開発であり、デザイン設計であり
マーケティングに注力すべきと言っておられます。

しかしながら１番弱いのがこの分野かも知れません。ここが悩ましい
ところでしょうか？コンピュータの業界でも日本中がマイクロソフト
の製品を使い、仕事をしている状況を不安に思う時があります。
グローバルスタンダードへの不安をぬぐいきれないのは私だけなの
でしょうか？かと言って世界標準に勝る技術を持っているわけでもない
日本の中小企業の活路をどこに求めるのでしょうか？！

上海万博では場内交通は、全て電気自動車を使用しているそうです
２０００台の電気自動車を運行させるような充電、蓄電システムが
日本にあるでしょうか？日本の技術者は全ての運行を電気自動車で
賄うのは無理だと言っていたそうですが見事に実現しました。
今、日本ではハイブリッド車が飛ぶように売れているそうですが、
ガソリンと電気の複合の時代から電気のみの時代へ変化するのに
いったい何年かかると想像されますか？自動車メーカーでなければ
自動車を作れない時代は終わろうとしています。日本の数年先は
どうなっているかを想像するに時間は要らないかもしれませんネ。
この、堺屋先生の記事を読んでから上海に行けばよかったと思います。
しかし、一方では上海万博の為に電気が不足して他の地区では工場の
電気供給が制限されているとか、停電が頻繁に起きるとか、問題も
あるように聞いています。

これからのキーワードは「アジア　環境　企業革新」だそうです。
秋の夜長、それぞれの立場でこのキーワードを考えてみませんか？！

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朝礼の泉

一流と二流

2010.09.16 Thursday 08:30 | posted by 悩める社長

少し時間があると本屋を覗きます。特別な作家の本を探す
訳でもなく、時間待ちも兼ねてですから店内をふらふらと
歩きながら気に入りそうな題名の本を手にとっては裏表紙の
解説を読み、面白いなと思えば少し中を読んで気に入れば
レジに持って行きます。何故か、そんな買い方になります。

業界では電子書籍なるものが取りざたされていますが・・
本の文化はどうなるのでしょうか？蔵書などと言う言葉は
これから先、どうなって行くのか本好きの私としては少し
心配なところです。

先週、本を買いました。普段は出張などで読む推理小説が
絶対的に多いのですが題名に引かれて、裏表紙の解説を見て
最初の数ページを読んで面白そうなので買いました。
こうして私みたいな本の買い方をする者にとって本の題名は
選択肢の最初に来ますから、題名を決める人も難しいななどと
思ってしまいます。　さて、その本の題名、作者は

「一流になれる人、二流で終わる人」川北義則著ＰＨＰ文庫

です。買う時に読んで気を引かれた箇所を抜き出しますと
　「同じ能力、同じ努力でも、打たれ強い男は一流の階段を
　上っていく。打たれ弱い男はその場の置いていかれてしまう
　のだ。では、人生で打たれ強いタイプとはどんな男だろうか。
　これは、見ていれば直ぐに分かる。ごちゃごちゃした複数の
　問題を抱えても、ほとんど同時進行的にテキパキとこなして
　いけるタイプ。貴方の上司や同僚の中にも一人や二人そういう
　人間がいるはずだ。新しいプロジェクトの推進、大クレームの
　処理、新人の受け入れ、家庭内のゴタゴタなど、さまざまな
　問題を抱え込んでいながら、けっこう明るくエネルギッシュで
　良く飲みに誘ってくれ、酒席でする話は仕事と関係の無い絵や
　音楽の話だったりするような男、全く凹まない、めげない
　タイプの男だ。いったい、この種の男の精神構造はどうなって
　いるのか。それを知りたいと思うに違いない。しかしフタを
　開けてみれば、特別なものは何も無いはず。単に忘れっぽ
　かったり、いい加減だったり、おおらかだったり、面白がり屋
　だったり・・つまりいちいち細かいことで悩まない男なのだ。
　こう言うと拍子抜けするかもしれないが、何もこれらのことを
　真似ろと言うのではない。真似るとしたらこの男の持つ別の
　一面のほうを真似ればいい。それは何か。三つある。
　一つは「逃げない」こと。（中略）
　　　　　　二つ目は「結果を恐れない」こと。（中略）
　　　　　　　　　　　　　　三つ目は「明るい」こと。（中略）
　というような訳で一流男に不可欠なのは打たれ強さだ。これを
　身につければ、あなたの人生はきっと大きく変わるはずだ。」略
私がこの本を買うきっかけになった箇所です。特に「フタを
開けてみれば、特別なものは何も無いはず」は気に入りました。
冒頭にこんな文章もありました。
　「あなたはどのような男を一流と思っているだろうか。
　名が知られている有名人だからといって品性の無い人達も
　たくさんいる。（中略）どんな男が一流でどんな男が二流なのか
　一流と二流の違いは何なのか。本書を読んでいただければ
　お分かりになると思うが、名の知られていない市井の人たちの
　なかにも、一流と呼ばれる人達はたくさんいる。（略）」
往々にして、できる人は始めから一流だったと思いがちですが
そんなことはない。人は誰しも望み、真似て、努力すれば一流に
なれるかもしれないと、勇気を持たせていただける一冊です。
興味のある諸兄は買って読んで見て下さい。なかなか面白いです。
特に、③遊び心は大人の心は必見ですぞ！！ご一読ください。

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朝礼の泉

朝チャレ

2010.08.06 Friday 18:17 | posted by 悩める社長

言わないようにしようと思っていても・・ついつい口に出る。
「暑いですねーーー！！」です。今週は特別猛暑でなんとも
腹が立つほど暑いですね。今年の夏は偏西風の蛇行が例年より
大きくて、日本の上空で例年とは違った気象になってるそうで
各地に短時間集中豪雨で河川の急激な増水や氾濫、がけ崩れが
発生しているようです。大気の状態も不安定で雷も群発しており
異常気象という言葉が自然と浮かんでくるのは異論の無い所です。

私自身もこの暑さの中、さすがに頭が働かず、ネタもそろそろ
底をつき、ブログのキータッチも鈍って来ています。
「しばらく休もうか｣等と言う誘惑の囁きが耳元で聞こえ始め
暑さと交じり合って意欲を削いでゆきます。一方では「いやいや
そんな事考えずに頑張ってやろう！」と背中を押す、もう1人の
私も居ます。そんな揺れる心に、この猛暑は堪えます。
そんな弱気心に鞭打ちパソコンに向かっています。何か、エコに
関するネタは無いかとあれやこれや雑誌や新聞を漁り、パソコンを
覗いていて見つけました。これは良さそうですから早速紹介します。

先ごろ、日本政府が打ち出したＣＯ２の２５％削減目標は何処に
行ったのかと思いきや、皆さんありましたよ。
チャレンジ２５を目標に参加型の活動です。ロゴマークやポスターを
ダウンロードすることも出来るそうです。楽しみながらエコを実践
する。良いではありませんか？皆さん。

朝型生活にチャレンジするで「朝チャレ」だそうです。
個人や、企業・団体での参加もОＫとの事ですから、早速会社で
協賛を検討してみます。私自身もどちらかと言えば夜型人間です。
加齢の所為か自然と朝早く目が覚めて、好まない形での朝型人間に
なろうとしていますが・・意識して早起き「何かをやろう」と思う
のも前向きで楽しそうではありませんか？
キーワードは「食事」｢運動」｢学習」だそうで、散歩を始めた人
英会話を始めた人、早寝・早起きを始めた人等が多いそうです。
さて、その「朝チャレ」ホームページに「朝時間リスト」なるもの
がありました。朝５分、１０分、１５分で出来ることのリストです。
そんな少ない時間でと思いがちですが、かなりの事が出来ることに
驚きです。これを参考にして自分なりのリストを作ってみましょう。
何をするにしても細かい時間の使い方と問題の「やる気」が
必要だということでしょうが、みんなでやると意外と続くかもです。
如何ですか？貴兄個人も会社もチャレンジしてみませんか？

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朝礼の泉

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