ささやかな善意

「ロータリーの友」という雑誌があります。
主にロータリークラブに所属しているメンバー向けの
雑誌として毎月発刊されています。
初刊は昭和28年1月と言いますから1953年1月です。
来年の1月で57年、通刊685号になります。

広くロータリークラブの活動を知っていただくためにクラブ内
だけでなく公共の場所にも積極的に配布していますので
見られた方も居るのではないでしょうか?

その11月号に「ささやかな善意」と言う記事がありました。
興味を引きましたので抜粋して紹介します。

1、蚊帳 5ドル(約470円)
 「10ドル〜20ドルを頂きたいのです。それで一家が救えます。
  タンザニアにはマラリアの症例が年間1600万件におよび
  最もかかりやすいのが妊婦と乳幼児です」

2、ビタミンA 2セント(2円弱)
 「今度、地面に1ペニー硬貨を見つけたら、思い出してください
  予防可能な失明の主な原因であるビタミンAの欠乏が1服
  2セントで解決できることを。
  1998年以降ビタミンAサプリメントの配布等で150万人
  の子供の命を救っています」

3、ポリオワクチン60セント(約56円)
 「ポリオ(小児麻痺)経口ワクチンの一滴が世界を変えてきました
  この病気を地球から撲滅するためにロータリーはポリオ・プラス
  プログラムで1985年から支援してきましたがまだ達成されて
  いません。わずか60セントで1人の子供をポリオから守れます」  
  
4、バイオ・サンド・フィルター(ろ過装置)32ドル(約3000円)
 「その数は驚くべきものです。世界の3人に1人は、清潔な水を
  手に入れることが出来ず、年間350万人が水を飲んで亡くなり
  15秒に1人の子供が水が原因の病気で命を落としています。
  このフィルターは全ての寄生虫、バクテリアやウィルスを95%
  まで除去します。
  1台あれば1家族に約10年綺麗な水を提供することができます」

5、にわとり 20ドル(約1800円)
 「ハイファーインタナショナルに協力して10〜50羽のにわとりを
  貧しい家庭に供給します。
  健康なめんどりは1年間に200個の卵を産みます。さらに
  25羽のおんどりと25羽のめんどりが居れば家庭の食糧事情が
  改善され、家族は雛を返し卵と肉を売ることも、数を増やすことも
  出来ます」
  
他には
  迅速HIVテスト     70セント(約65円)
  白内障手術        25ドル (約2350円)
  集中言語能力増長(CLE) 8.5ドル(約800円)
                        等があります。  
如何ですか皆さん!!
ロータリークラブに所属してこれらのプログラムに参加するのも良いし
個人的に「社会奉仕の機会」を探してみるのも良いと思います。
これ位の金額であれば、多くの人は何かしら手助けができるのでは
ないでしょうか?ロータリークラブは職業奉仕、社会奉仕、国際奉仕を
3大奉仕としてその実践を推奨しています。
そろそろ社会に恩返しを考えなければならない年齢になってきました。
この記事の冒頭に書かれていた言葉が身に沁みました。

「世界を変えるのに私達が考えるほど費用はかかりません」
                       ジョン・コンロイ
貴兄もご一緒に、社会奉仕実践の行動に出ませんか?!
comments (0) | -

ロータリークラブ

ロータリークラブ

まだ32歳になったばかりの頃です。
大切にして頂いている顧客企業の社長さんからロータリークラブへ
入会の誘いがありました。
当時はロータリークラブが何をする所かも知りませんでした。
熱心に誘っていただけるものですから考えて見ますと言ったものの
会社も3年目でこれからという時にどうしたものかと思案して
数ヶ月経ちましたが他にこれと言った団体に参加している訳でもなく
見聞を広め、異業種交流も良いのではないかと誘われるままに
あまり深く考えもせずに入会しました。

入会してみて解ったのは様々な業種の経営者から公認会計士
弁護士、医師、大学教授等の先生方が会員としておいでになります。
若輩の私としてはとんでもないところへ入会したものだと焦りました。
推薦して頂いた社長さんには兎に角頑張れと言われましたが
いちばん近い会員の方でさえ8歳年上で、勿論、私が最年少です。

最初は親睦委員会に所属して例会が始まる30分ほど前に行き
入り口で赤い襷をかけて会員の皆さんをお迎えします。
また、夜の懇親会、花見の会などの企画、実行も担当でしたから
会員皆さんの顔と名前を覚えるには打って付の委員会でした。

最年少の私はその後8年間も親睦委員会に席を置く事になりますが
今考えてみるとお酒を飲みながらもっぱら親睦を楽しんでいました。
「ロータリーとは?」についての勉強と言えば特に手続要覧を読む
こともせずにもっぱら大変詳しい先輩会員(ミスターロータリアン)
のお話を拝聴して知識の吸収をすることが多かったように思います。
本気で手続要覧と向かい合ったのは幹事をお引き受けする事になった
時であったように記憶していますから、あまり褒められた会員では
なかったと言えます。

そんな私でも月日の過ぎるのは早いもので最年少入会時から数えて
今年でロータリー歴24年目になります。

ロータリークラブが他の奉仕団体と異なる奉仕に職業奉仕があります。
「自分の職業を通じて社会の奉仕する。」のが職業奉仕ですが
この理念に基づきクラブメンバーは地域でその業種を代表して
クラブに入会し、その職業を通じて社会に奉仕をする役目を
担っている訳です。

入会時に紹介者(スポンサーと言う)から必ず守るようにと
約束させられた事が2点あります。

  1、毎週火曜日の例会に出席すること。
    もし出席出来なかった場合は前後1週間以内に他の
    ロータリークラブに出席(メークアップと言う)すること。
    (他のクラブ例会に出ると出席扱いになります。)
  2、仕事に関する営業を行わないこと。
    自分の職業をクラブメンバーを対象に自ら進んで営業行為を
    してはならない。
                       の2点です。
 1の例会出席に関しては毎週ですからキツイ面がありますが
  その方が休むとメンバーはその職業の話を聞けなくなります。
  また、例会出席により情報の伝達ができます。入会当時
  私の入ったクラブは全員が100%の出席を実行していました。

 2のクラブ内で「営業をしてはいけない」については
  「何故?」と思いましたが・・・その方が言うにはクラブ活動を
  一生懸命していると、その内メンバーの方から声が掛かります。
  それまでは自分から営業をしない方が良いという事だそうです。
 
 32歳で入会したロータリークラブ。
 素晴らしいメンバー、友人に恵まれて23年間出席率は100%を
 継続中です。現在は前後2週間になったメークアップ制度では
 ありますが私自身が1ヶ月以上入院するような疾病をしなかった事に
 感謝して、今後も100%出席を出来る限り続けたいものです。 
 1995〜96年にはクラブ幹事、2003〜04年には会長を
 勤めさせて頂きましたがその責務も何とか全うできました。

 今年はクラブ創立40周年記念行事が5月31日に行われますが
 入会当時の気持ちを忘れずにロータリーの4大奉仕であるところの

    クラブ奉仕、職業奉仕、社会奉仕、国際奉仕
  
             に精進してゆきたいと思っています。
 
 会社(仕事)、社員、家族が何より優先なのは当然のこととして
 ロータリークラブの友人達と語り、行動することの楽しさを
 身に沁みて感じている今日この頃です。
 幸いな事に何人かのメンバーから仕事の依頼も頂けるようにもなり
 感謝いたしております。
 
 諸兄も事情が許すならば各地区にあるロータリークラブ等への入会を
 検討しては如何でしょうか?新しい出会いと発見があると思います。
 
 高松東ロータリークラブの皆さんには改めて感謝の気持ちを表します。
 ありがとうございます。そして、これからもよろしくお願いいたします。
comments (0) | -

ロータリークラブ

悩める社長の思いつくまま!!

思いつくまま試しに始めました。が
思いついて止めるかもしれません。

CALENDAR
<< May 2024 >>
SunMonTueWedThuFriSat
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
CLOCK
CATEGORIES
NEW ENTRIES
RECOMMEND
RECENT COMMENTS
Archives
PROFILE
MOBILE CODE
QRコード
OTHER