丁賞感微 

人間の欲望を4つに分類して生存欲、物欲、愛、重要感だと
 言ったのはデール・カーネギーです。
   死にたくない生きたいというのが生存欲
   家や車が欲しい、またはそれらを買うお金が欲しい物欲
   男女の愛、家族の愛とか会社、商品への愛等の愛欲
   人から良く思われたい、名誉心、認められたい重要感
 欲望の中でも努力次第で何とかなる可能性が最も強いのが
 重要感かもしれません。

人間関係は相手の欲望が何処にあるかを理解する事から始まると
 言われています。
 全ての人が同じ欲望を持っている等ということは考えられず
 相手が欲望を持ってはいるのですが今、何の欲望が一番強いのか
 どうして欲しいのかを知ることが出来れば人間関係はすこぶる
 快適なものとなるはずです。

ここでは職場に於ける重要感について考えてみます。
 どうすれば相手の重要感を満たす事が出来るのでしょうか?
 重要感は心の底から相手のことを重要だと思っている場合は
 何もしなくて普通に接するだけで相手に「貴方は私にとって
 重要な方だ」という事が伝わります。
 心底思っているわけですから何もする必要はありません。
 人間関係で心底重要と思っている人は多くありません。
 親友とか恋人とか家族とか尊敬する上司とか少数でしょう。
 
 職場での人間関係は多岐にわたり複雑かつ面倒なものです。
 如何にすれば相手の重要感を満たし良好な関係を保つ事が
 出来るのでしょうか?

ここに「丁賞感微の法則」と言うのがあります。
  丁は 丁重、丁寧の「丁」です。他人に対して言葉使いから
     態度、全てに丁重であれということ。
  賞は ほめるということ。賞賛するということ。
     但し、お世辞はいけません、心の底からほめてください。
  感は 感謝のことです。人間関係は憎めば憎まれ感謝すれば
     感謝されるものです。
  微は 微笑、スマイルです。これは誰にでも直ぐ実行できます。
     部下は上司の顔色を見て仕事をします。スマイルです!
             (リーダーの条件 箱田忠昭著より)
 ごく当たり前のことが並んでいますが、常に出来ているかと言えば
 そうではない時が多いように思います。皆さん方は職場に於いて
 上司、同僚、部下との関係全てにおいて「丁賞感微」出来てますか?
 私も自分の感情でもって相手への接し方がずいぶん変るようです。
 これからは常に「丁賞感微」の気持ちを持ってで色々な方と接して
 ゆきたいと思います。
 
大リーガー松井選手の恩師、石川星陵高校の山下監督が好きな言葉
  心が変れば行動が変る。    
    行動が変れば習慣が変わる。
      習慣が変われば人格が変る。
        人格が変れば運命が変る。
 さて、私も頑張って自分改革の道に一歩を踏み出して見ますか
 運命が変るまで行き着けるかどうかは分かりませんが・・・   
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人間関係

要望と現実

こんな言葉を見つけました。
 
 「要望と現実とをすりかえてはならない。
    無いものはあくまで無いのだし
      欠けているものはあくまで欠けているのだ。
        直に先ずそれを凝視することから始めるべきだ」 林達夫

 会社に於ける人間関係にも思い当たる事が多くあるように思います。
 どんな会社にも仕事によってはプロジェクトを組んで進めるような
 大掛かりな案件もある訳です。
 そのプロジェクトリーダーの立場としてはメンバーに対して
    
    指示をしたからやるはずだ。
    これ位のことは出来るはずだ。
    関連性のある項目は全てチェックするはずだ。
    スケジュールが解っているから間に合わせるはずだ。
    何時が重要な時期か解っているはずだ。
    今、何を優先しないといけないのか解っているはずだ。
    逐一言われなくてもこれ位の事は出来るはずだ。
    お客様のニーズは解っているはずだ。
    自分も忙しいので聞かなくても報告するはずだ
     ・ 
     ・ 
    等々挙げれば限がないくらい同じような「思い」があります。
  したがって、スケジュールが遅れるとかトラブルが発生するとか
  した場合の言い訳は「はずだったが?出来なかった。」となる訳で
  この場合リーダーは指示をしたがその人にスキルが無かったとか
  言ってたのにしてくれなかったとか、こんな筈ではなかったとか
  自分が直接すれば良かったとかになります。
  
  例えばサッカーの日本代表ではレベルの高いメンバーが召集され
  短期間にチームとしての連携プレーを練習しチーム力を上げて
  行かねばなりませんが、そんな高いレベルでも相手は期待通りに
  なかなか動いてくれるものではありません。
  かと言ってスーパースターが1人加われば良くなるとも言えません  
  今度はその1人に組織が引きずられ、頼る事になりますから
  チームプレーにとっては必ずしもプラスにならない場合があります
  スーパースターはスーパースターチームの中で最高の力を発揮
  するのではないでしょうか?
  
  話を戻しますが
  会社のプロジェクトでは色々な会社からトップスキルの人材を
  集めてプロジェクトを組む訳ではありません。長年一緒に同じ
  仕事をしたメンバーと組む訳ですからスキル、性格、長短所は
  解っているはずです。
  それでも前述のような「要望」が出てきます。そんなチームが
  何度も同じ問題を起こすとしたら出来ない事が「現実」で
  それでも「出来るはず。」は要望でしかないと言う事を
  率直に認めることから始めなければなりません。
  つまり、して欲しい要望と必ずできる範囲の指示との間に溝が
  ある訳ですから何度も同じ事を指示しても期待できません。
  無いものは無いし欠けているものは欠けているのですから
  先ず、そこから修正するなり教えるなりしなければなりません。
  しかし、その人に習得意欲が無ければ何んともなりません。
 
  野球やサッカーでは2軍と入替え、トレード等によって新しい
  メンバーを入れ替える事ができますが会社はそうも行きません。
  組織の中で人それぞれの「何が出来て何が出来ないのか?」を
  願望ではなく現実を直視して適材適所に再配置するか入替えか
  再教育をするかの選択になります。
  そこで、本当の意味での現実分析がリーダーの役目になります。
  
  何故?!
  あの人は期待するようにしてくれないのだろうと考える前に
  自分の現実分析が合っているのかどうかを再検討しお互いが
  現実を直視して「欠ける、無い」を知ることから始めてみては
  どうでしょうか?
  逆に欠けてもない、無いものもないなんて人がこの世に居るとも
  考えられない訳ですから・・・。  
  私は勿論の事、そのリーダーもメンバーも全員が該当します。
  自己の欠ける所、弱い所を直視するのは誰でも嫌なものですが
  そこから、何かが始まるとすれば勇気を持って自己解剖に挑戦
  してみたいものです。           
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人間関係

思えば・・

会社は今年で27年が経過しました。
 人員は初年度からすると現在17倍になっています。
 売上高は初年度の38倍になっています。
 企業寿命は30年と誰かが言っていた気がしますが後3年も
 すると、その30年になる訳です。
 過去を振り返ることをほとんどしない私ですが最近は少し
 心境の変化か、時々振り返ってみたりする事があります。
 これも加齢の所為でしょうか・・・?
 そんな時にいつも思うのは「信頼関係」の大切さです。
 もちろん、いつの時代でも人の信頼関係なくして何事も
 進まないものでしょうから今さらの感はありますが・・・。
 特に企業に於ける信頼関係はそれぞれ個々の利害と集団の利害
 また、個々の間においても価値観が異なる訳ですから相互の利害が
 常に一致しているとは必ずしも言えない中での信頼関係です。
 最近頻発している家庭内で起きる痛ましい事件も、その人間関係の
 希薄さからと言っても良いかもしれません。
 昔の母親はとにかく煩く、父親は恐かった記憶がありますが
 近年は少子化のせいか優しい両親が多いように思います。
 優しいのがいけなくは無いのですがメリハリが無いように
 思えてなりません。怒る時、褒める時、優しくする時に本気が
 少し足りないような気がしてならないのは私だけでしょうか?
 そう言う私自身も子供に本気で接してきたかどうかについては
 自信があるとは言い辛いのが本音です。

 会社で本当に苦しい時
 いつも誰かがそばに居て助けて頂いたような気がします。
 トラブルの対応で何日も一緒に徹夜をした社員達。
 作った機器が役に立たず1ヶ月で再作成しなければならなく
 なった時に工場を紹介していただいた方。
 思い出すのは苦しい時に助けて頂いた事が多いのですが
 2年に1度の社員旅行で行ったオーストラリア、ハワイ等での
 皆の嬉しそうな顔も思い出されますが・・・
 どうしても苦しい時に助けて頂いた方々のことを
 より鮮明に思い出すようです。
 
 身勝手な考え方かもしれませんが本当の「信頼」が生まれるのは
 そんな時ではないでしょうか?
 
 信頼関係を構築するのは難しいと言う人がおられますが
 私の経験から相手が困っている時に自分から積極的に飛び込んで
 問題解決に尽力すればそれ程難しい事では無いような気がします。
 
 見ていますと時々ではありますが
 役職者の中にはそんな事態からは目を背け、回避する人が居ます。
 トラブルを抱えた、又はトラブルになりそうな時に部下から
 相談を受けたり、同行を依頼されたりした時に
  「僕は他の件で忙しいから君が処理してください」
  「僕は既に他の約束があるから一緒には行けない」
  「急に言われても直ぐには行けない(相談に乗れない)」
  「僕の都合もあるから取り合えず君が行って後で報告して」  
          等のような事を言った記憶はありませんか?

 もちろん他の約束とか予定は常に皆さんある訳ですから、当然その
 緊急度によりますが、他の予定は何とかなるかなとも思いながら
 面倒さが先に立ち「つい」言ってしまう事があるかもしれません。
  
 そんな時に限って問題が大きくなり処理が大変であの時に何とか
 して於けば良かったと後悔する破目になったりします。
 全ての問題は発生時の対応が一番重要だと言う事は私でなくても
 皆さんが大なり小なり経験されている事ではありませんか?

 社内に於ける信頼関係の強さで企業寿命30年説を吹き飛ばし
 私自身が
 問題から逃げない、引かないをモットーに社員1人1人から
            信頼を得られるように頑張ってまいります。

 「互いに助け合い互いに救いあうの頼もしき事
                     盟友のごとくなるべし」
                        上杉鷹山
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人間関係

人間力

朝日新聞の2007アンケートで
  「中間管理職」という言葉で思い浮かぶ著名人
   男性1位 島 耕作
      2  佐藤浩市
      3  谷  啓
      4  原 辰徳
      5  西田敏行

   女性1位 黒木 瞳
      2  久本雅美
      3  篠原涼子
      4  真矢みき
      5  天海祐希
              と言う結果だそうですが
 島耕作は漫画の主人公ですね、佐藤浩市はドラマ、車のCM?
 谷 啓は「釣りばか日誌」原 辰則はプロ野球監督
 黒木 瞳、真矢みき、天海祐希は宝塚出身、久本はバラエティ
 篠原涼子は「ハケンの品格」と見てみますと多分に時の映画、ドラマ
 とかCM等の影響が大きいように思いますが
 常連も居るようで佐藤浩市、黒木 瞳さん等は毎回入っているように
 思います。
  男性の上司像は 責任感があり力強く頼りがいがあり
          それでいて親しみやすく明るく爽やかな人 
  女性の上司像は 有能で意志が強く庶民的で頼りになる人。
 
 貴兄は如何思われますか?
  自分と比較するのも良いのですが、この方々と自分を比較するには
  ちょいと無理がありはしませんか?
  私はそんなに格好良くも無いですし根っから明るい訳でもありません
  (でなければ悩める〜にはならない訳で・・)さりとて経営者として
  もう少し皆さんの役に立つ人間にならなければとしきりに思います。
 なにか良い手本はないものかと書店を覗くことも多いのですが
  推理小説とかに自然と目が行くのは不徳の致すところです。
  しかし、その様な情報が入ってくるような仕掛けはしてあります。  
 
 ある雑誌の付録に澤田富雄先生の「人間力」いうのがありました。
  これには成る程と思いましたので、ご紹介をしておきます
  経営者、管理者に必要な「人間力」とは人間的魅力、人間的迫力
  人間的底力の3要素だと言われています。
   
   1、人間的魅力は「人を引き付ける力」
      明るさなどの性格、思いやりの心、世話好きな態度と行動
      人間関係の良さ、頼りになる能力です。
   2、人間的迫力は「人を押して動かす力」
      意欲や情熱、パワー、使命感、責任感、真剣な取り組み姿勢
      本気度などで周囲の人を行動に向けて押していく力です。
   3、人間的底力は「人を受け入れて守ってやり、ピンチを凌ぐ力」
      心の広い包容力、揺るがない度胸、立ち向かう勇気
      高い品格、弱音をはかない忍耐力などです。
 
 経営者、管理者のテーマは
   目標に向かって、その実現の為に一致団結して事に当たり
   行動を共に、苦労を共にして目的達成の喜びを共有する。
   人を育て活かすためには自分自身を高めなければなりませんが
   この「人間力」について如何ですか?
   なる程、こんな人間力の上司なら一緒に仕事がしてみたいと
   私も思います。
   私がこの域に達するには、かなり時間が足りないように思いますが
   1つずつでも、少しずつでも高めるように
                  日々精進して行きたいものです。
   
     「千里の道も一足宛はこぶなり」宮本武蔵 ですね!!    
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人間関係

ライバルは?

あなたのライバルは?
 人生、仕事、趣味に競争相手は必要だと思いますか?
 自分には競争相手なんか必要無い、わが道を進むだけの方は
 それはそれで十分な訳ですから競争相手は必要ありません。
 しかし、こちらがそうでも何かにつけて競争に巻き込まれる
 なんて事がありませんか?
 また、自分からこの人と心に決めてチャレンジして行く
 ライバルが居ても良いのではないでしょうか?

 そんな中の1人(年齢は私より6歳下)に
 陶芸でのライバル(私が勝手に心で思っている)が居ます。
 もちろん、すごく親しい友達でもある訳ですが
 陶芸は4〜5年先輩で素質もあり技量は私より数段上です。
 時間も私に比べると、かなり自由がきくわけで羨ましいのですが
 こればかりは仕方ないので何とか短時間集中で頑張っています。
 しかし、色々注意して見てみますと
 指が太く厚い手の私に比べて彼の手は指が細く長くしなやかで
 まるで女性の手のようです。これはなんともなりませんし
 持って生まれた繊細さとか器用さも、なんともなりません。
 先生は指はしなやかで無い方が土の圧力に負けないから良いと
 言ってはくれますが芸術家?の手としては、やはり違うような
 気がしてなりません。
 そんな良いライバルですが付き合いは10年にもなります。
 私が今の教室に変わった時も一緒に変わりましたし
 行く時は、なるべく誘い合って行く様にしています。
 県展入選は彼が先で1年後に私、その次は私が入選して
 彼は入選しませんでしたが、そんな風に追っかけ合える
 友でありライバルは欲しくても簡単にできるものではありません。
     
  「良いライバル(競争相手)は自分を伸ばしてくれる。」
       には諸兄も異存のないところではありませんか?
  
学生から社会に出ると好む好まないは別にして多くの
 競争相手に囲まれる事になります。
 それも学生時代の様に同じ年か離れて2〜3年の競争相手なら
 競争意識も出てきますが5歳から10歳もの範囲の中で
 競争をするわけですから「新人の頃」には、こんな凄い先輩と
 競争するのかと思っただけで気力が萎えてきたものです。
 しかし、それも3年、5年と経つ内に意外と近く感じるのは
 どうしてでしょうか?社会人として実績を積んだ為でしょうか?
 それゆえ私は、入社してくる新入社員の方には
 是非5年先輩をターゲットにして頑張って欲しいと言っています。
  
また、会社にも当然ライバルがあるわけで
 この競争は熾烈を極めます、特に同じ市場の中での競争は
 商品開発、顧客サービス、受注競争等に於いて
 それぞれが特色を出しプレゼンテーション競争をします。
 事業活動をする限り当たり前と言えば当たり前のことです。
 会社の存続と社員の生活を守る為にも競争社会を避けて
 通る事は出来ないと思っています。
 競争は技術の向上、商品の機能強化も生むわけですから
 当然、お客様の利益にも繋がります。
 しかし
 競争を「楽しむ」なんて心境には到底なれないのですが
 そこに、身を置く以上は自分から向かって行きたいものです。  
       
  「先ずは良きライバル(人、会社)を得て!!」           
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人間関係

上司と部下の間

上司と部下の間
 空と陸の間、空と海の間には地平線、水平線があります。
 上司と部下の間には何がありますか? 
    感情線???? なんてネ   

上司は職務上の命令をします。
 その時に上司は部下に何故そうするのか?
   そうすればどんな結果が得られ君たちがどうなるのか?
   を説明して理解してもらっていますか?
   相談と説明、理解の上に成り立つ関係が今風でしょうか?
   
 今、「黙って俺について来い。」的上司はどうでしょうか?
   何十年か前ならこんな上司が格好良く憧れたものですが
    最近はめっきり少なくなったような気がします。

 そんな過去上司もなかなか良いものでした。
  とにかく面倒見が良いのです。
   仕事の相談から恋愛相談何でもOKです。
    果ては小遣いが無いとご飯を食べさせてもらったり
     お酒を飲ませてもらったりしました。
   そんな人の言う事ですから粉骨砕身行動したものです。
   勿論、何故なんて思ったりなどはしませんでした。
 
 そんな上司と
   車座になって酒を飲み色々な話をしました。
   その上司が結婚した時のはにかんだ顔が今も残っています。
   今になって考えると何を相談しても
   成る程という答えが帰ってきたような気がします。
 
きっと、その上司にはポリシーとか理念とかがあって
  それに共鳴し、引き付けられて居たのではないでしょうか?
  
 今、その立場に居る方々は如何なものでしょうか?
 
  勿論、傲慢にならず常に他人の意見を聞くことが必要ですが
  やはりしっかりとした理念とかポリシーを持つ必要があります。
  しかし、それらををころころ変えるのはいけません。
  ポリシーは信念に沿って定め、行動にも信念が必要です。

 なかには、上司と部下の間には感情なんて関係ないよ
  ビジネスなのだからビジネスライクに割り切って行くのが
  当然だと主張する方も居るでしょう。
  それが、いけないとは言いません。
  むしろ仕事に感情を持ち込むなと叱られそうですが 
                          
 上司の生き方、仕事の仕方に惚れて行くのも
             なかなか良いのではありませんか?

 とは言っても、これは上司の責任ばかりでなく
   部下も自己中心的であったり、簡単に心を開かなくなったり
     仕事よりもプライベートに生活の重点を置いていたりで
 
  部下にとって上司との関係が「うとましい」ことも事実でしょう。

 しかし組織に勤める以上、多くの時間をその関係の中で過ごします。
 そして今、部下の方はやがて嫌いだった上司になって行きます
 楽しく、やりがいのある時間を共有する関係になりたいものです。

 上司の皆さん
     先ずは、今夜あたり悩みを持ってそうな部下を
     居酒屋(昔は焼き鳥屋)に誘ってみましょうか?
     「急に如何したのですか?」
           と言われるのを覚悟の上で・・・

 感情線が輝きを増しどんどん仕事が進むかもですぞ!!!!  
              
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人間関係

部下の育成

会社における
   上司から見た部下、部下から見た上司それぞれの視点があり
   それぞれに言い分があります。
   職場での人間関係は、これ抜きには語れませんが
             あえて私なりに勝手な分析をしてみます。

  欧米の個人主義にはこんな考え方があると聞いた事があります。

   部下を指導育成しないで選択する。指導すると将来自分の
     競合相手になると言う理由である。
     つまりは自分の脅威にならないようにな人物を選んで
     将来脅威にならない程度に付き合う訳です。
     能力のある人は自分でアピールしより高い位置を   
     自分で勝ち取る必要があります。
      
  これに比べ日本的集団主義は
      
   部下を指導育成し集団の平均スキルを上げトータル効果を出す。
     ある日部下が自分に競争上脅威となりそうだと感じたときに
     それ以上伸びないように押さえ込む行動に出る。
     そして、ことごとくその行動・考え方をチェックし
     自分の承認を得ない行動・発言には烈火のごとく怒る。
     自分より前に出ないように管理監督する。
     言う事を聞き前に出ないでいると「可愛い奴」となり
     自分の出世に合わせて引き上げ人事をしてくれる。
  
     皆さんはこれを聞いて、如何に感じましたか?
     
   もちろんこんな上司ばかりでないのは当然ですが
     貴方がどちらの立場にもなりうるわけです。
     しかし尊敬される管理職になる事も出来ます。
     貴方から見てどんどんと自分を追い抜いて行って欲しいと
     言ってる上司は貴方の周りにいますか?
  
    そんな上司と貴方の間は追い抜けないほど開いていませんか?
     それが直近の上司ならすばらしい事です。
           それこそが「信頼」と呼べる関係でしょう。

  少し偏った意見だと思うかもしれませんが
     長年見ていると大なり小なりそんな事が現実としてある事を
     知る事になります。

  そんな時には「貴方1人で何が出来ますか?」
        「社員全員の費用を貴方一人で賄えますか?」
                      と聞く事にしています。
  社員達と酒を飲みながらこんな話を時々します。
   
  信頼関係とは
     人と人との信頼関係は人生に於いて大切な事です。
     信頼関係の無い人間関係は殺伐としてお互いからの
     吸収、支援、助けを拒絶した状態です。
     会社で上司、同僚、部下を信頼していますか?
     それらの人たちから助けてもらった事は無いですか?
     そんな時心からお礼を言いましたか?
     その人たちに感謝の気持ちを持っていますか?
     自分以外の人に支援したか助けたことがありますか?
     人生、社会、会社の中、一人で何が出来ますか?
     自分から信頼関係を構築しようと常に思っていますか?
     信頼関係の無い人間関係でも良いと思っていますか?

   個人の利害関係の中にある人間関係は難しいものですが
     そんな関係が組織を構成している事を常に肝に銘じて
     会社としての業績発展を進めてゆかねばなりません。

  必ず、それが個人の幸せに通じる道と信じて・・・・・。   

   
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人間関係

悩める社長の思いつくまま!!

思いつくまま試しに始めました。が
思いついて止めるかもしれません。

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