今年も・・

激変の2008年が終わろうとしています。
悩める社長にお付き合い頂いた方々に感謝・感謝です。
ブログをスタートしてそろそろ2年になります・・・。
クリックカウンター数は15000を超えました。
本当に今年1年のご愛顧ありがとうございました。

途中で折れそうになることもしばしばでしたが、中には
「いつも楽しみに見ています」と言って頂く方も居られて
俄然、勇気が沸いて来た時もありました。
皆さんに後押しされてここまで来れたような気が致します。
気乗りせずに書いたブログは後で読んでも何んとつまらない
内容かと反省する事しきりですが・・ブログのおかげで
見るもの聞くもの全てに興味を持つようになりました。
そして、何事にも自分ならどうする、どう考える、どう行動する
という問いかけをするようになりました。

今年1年
「興味」を持ち
「疑問」を持ち
「意見」を持ち
「勇気」を持ち
「目標」を持ち行動する事、そして自分自身に妥協しない事を
 信条として参りました。

来年の経済はさらに厳しくなるとの予想ですので
悩める社長としてはもっともっと悩みが多くなるのでしょう。
このブログもいつまで続けられるかどうか分かりませんが
できるだけ頑張ってまいりますので応援をお願い致します。

不況を蹴飛ばして、新しい年が皆様の企業、人生にとって
素晴らしい年になりますように祈念申し上げます。
今年はこれまでに致しとう存じます。良い年をお迎えください。       
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その他

社長の年末

年の瀬も押し迫りジングルベルに乗ってあっという間に
お正月ですが・・・
報道によると、あのトヨタさんも営業利益が赤字予想とか
ここ数年は毎年2兆円以上も利益を出していましたね。
単年度連結営業損益が赤字になるのは68年ぶりとのこと
家電業界もソニーさんを始め円高で苦しんでいます。
景気悪化と雇用不安等、重苦しい2009年を迎えそうです。

そんな時に他愛もない事とお叱りを頂くかもしれませんが・・
年末になると恒例と言うか色々な作業が発生します。
先ず、多いのが挨拶文作成です。
当然ですが秘書など置ける身分の会社ではありませんから
全て自分で考え、ワードで作成し誰か他の方に添削して頂きます。
自分1人で書いてチェックしても見落としなどが時々ありますので
必ず誰かにお願いしています。

挨拶文と言っても精々A4で1頁位のものですが場合によっては
1500字程になったりします。
挨拶する相手がほとんど同じ事もありますし違うこともありますが
代読して頂くこともありますから内容には結構な神経を使います。
ちなみに12月は
 下期賞与支給日の挨拶文 社員対象 文書にして配布1500字
 機関紙TOMORROWの新年挨拶 1200字
 会社ホームページ用挨拶       同上
 お歳暮のお礼(会社用、個人用は別に)内容は毎年変え各500字 
 年末納会での挨拶 社員対象    500字 
 新年の挨拶 社員対象 文書にして配布 1200字
と言った具合で、これらが年末、年始に向けて作成する挨拶文です。

この他に1年を通して毎週月曜の朝礼の挨拶(文書化はしません)
各所課長さんから来る週間報告書へのコメントと今週の言葉200字
それから、このブログが月5回(これが一番大変です・・)
こんな具合ですから結構な量になります。内容も少しは同じ文を
使いますが基本的には目的に合わせて別途作成します。
こんな事ばかりしてたら仕事にならないのではと、ご心配を頂く諸兄も
きっとおいでになると思いますが・・・これも大切な社長業です。
一生懸命作っても話せば数分で終わりますからそれでも良いのですが
全員に意思を伝えたい時は必ず文書にして所課の責任者に送ります。
文書構成は
  会社の現状の状況報告と分析
  会社が今、実行しなければならない事
  会社の1年先の為に今して置かねばならない事
  各部署の役職者及び社員に一人一人に対する要望等です。
もちろん、私は作家ではあるまいしそんなに簡単には行きませんが
小さい頃よりとにかく本を読むのが好きで、今でも出張鞄には
文庫本が2〜3冊は常に入っています。
特技かどうかは分かりませんが幾ら読む間隔が開いてても途中から
読み始めても2ページ程度読むと、それまでの内容が頭に浮かんで
繋がりますから遡って読み返す事は全くありません。
ですから2〜3冊を同時並行でその時の気分によって読みます。
この本読みが今を支えていると言って良いと思います。

それに年賀状です。これは結構大変です。
毎年、業務関係で個人的に400〜500枚の年賀状を出します。
今年、新規にお会いした主な方に年賀状を出しますが毎年の事で
住所録の整理に苦労します。名刺を頂いたら直ぐに登録しておけばと
常々思いますがついつい後回し結局12月に入って慌てる始末です。
住所録の整備が終わるとだいたいクリスマス頃になります。
個人用は個人的付き合いの方、社員、ロータリークラブメンバーで
230枚位になります。
中でも社員用には左端に余白を取り2〜3行、新年のコメントを
必ず入れます。個々の社員の顔を一人一人思い浮かべながら書くと
中には、つい厳しい表現なってしまう事もありますが・・・
正月からこんな年賀状要らないかもと思いながら出してしまいます。

今年もあと少しですが社員への年賀状を書かねばなりません。
状況を考えると今年も厳しいコメントになるのでしょうか?!
いま少し、気合を入れて頑張ります。
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会社、社長業

女将さん

東京は赤坂にその店はありました。
店の名前は「陽羅野家」(ひらのや)さん。良く見ながら歩かないと
見過ごしてしまいそうな佇まいです。
その日は生憎、雨の夕暮れ時、傘を持ち地図を見ながら
赤坂見附駅から歩いて直ぐでしたが師走でもあり
忘年会へ急ぐ人達なのか人通りも多く角々に立つ客引きの声にも
まだまだ張りのある時間帯です。紹介者の娘からは心配して何度も
携帯電話に「いま何処コール」がありました。
角のデニーズを目印に行ったのですが女将さん曰く「2〜3日前まで
あったのですが閉めちゃって目印にならなくなった」そうです。
途中聞きながらでしたがあまり迷わずに着けたのはさいわいでした。
入り口はおよそ料理屋さんには見えません。こんな具合ですから陽羅野家
インターネットで見ていなければきっと通りすぎたでしょう。
娘は勤め先の関係で知ったそうですが割烹と言うより料亭です。
こんな賑やかな所にこんな落ち着いた店があるとは感動ものです。
玄関を入ると満面の笑みで迎えていただいた女将(陽羅野美智子)さん
もとは平野さんだそうですが、お客様が陽だまりにいっぱい集まる様に
陽羅野としたそうです。
奥には広くゆったりしたカウンターがあり、4人掛けのテーブル席が
2席、私達が案内された玄関の直ぐ左に6人ゆっくりのテーブル個室。
2階には和室もあるそうで元総理もお見えになるとか・・
和情緒たっぷりの全体にゆったりした雰囲気のお店でした。

食事は桜鯛の周辺に海の幸をふんだんに盛り込んだ活け作りに
煮物・焼き物とどれをとっても素晴らしい。
のこり1本ですと言って出していただいた赤霧島(芋焼酎)を
頂きながら話に夢中になり気が付くと9時を廻っていました。
今回はお客様をお連れしてのミニ忘年会でしたがその方にも
喜んで頂きました。女将さんありがとうございました。

高松にも長い歴史と格式を持った料亭「二蝶」があります。
県下の若手漆芸研究者を応援していただいてる縁がもとで
利用させていただくようになりました。
今は料亭が華やかなころとは異なり居酒屋全盛期ですが・・
それはそれとして団塊の世代にとって「料亭」は憧れでもあり
あのしっとりとした風情と接待は是非とも残して行かねば
ならない「日本の心」ではないでしょうか?!
もちろん私自身、高級料亭には余り縁が無かったのですが
最近の経済状況はお店にとっては大変で申し訳ないの事ですが
料亭の雰囲気と味を身近にしていただいたように思います。
この料亭「二蝶」の女将さんは元卓球世界チャンピオンで
徳永(旧姓深津)尚子さん、大学時代にご主人と大恋愛で大転身
料亭の女将になったとか、最近時々利用させて頂いていますが
女将とお話しするのも大きな楽しみの一つです。

陽羅野家の女将さん、二蝶の女将さんこれからも満面の笑みを
持ち続けて頑張って下さい。

皆さん。よろしければ忘年会に是非、足を運んでみて下さい。
料理とか料金はネット検索で調べて下さい!!
色々相談にも乗っていただけるそうですから女将さんに連絡方。
期待していただいて結構です。
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生活

アレンジメント

最近、家人が熱中しているのが「フラワーアレンジメント」です。
教室に熱心に通っていてなかなか筋も良いようで・・・
習い事は褒められてどんどん上手になると言いますから
きっと、その口でしょう。
作品です。
アレンジ101
こうやって見てみますと
      殺風景なブログにも華やかさが必要だと思いますね。
私はと言うと忙しくてなかなか陶芸教室に行けません。
来年の県展に向かって準備をしなければならないと思いながらも
師走のあわただしさに押されています。
次回は土を変えてみようかとか、形を少し変えてみようかとか・・
色々考えては居るのですが発想力が乏しいのか決まりません。
先生と相談して早めに方針を決めないと時間が過ぎて行きます。
正月明けまでには粗方決めようと思っていますが今の状態では
難しいかもしれません。
土を変えるにしても白と赤土を配合する訳ですが配合比によって
焼き上がりが異なります。
白70:赤30、白60:赤40等と配合を変え練った土を使い
テストの器を作りそれにデザインを施して配合と釉薬、デザインの
相性を見ます。
土、釉薬、デザインが一体になって作品を構成しますから全体の
調和が必要なので、もう少し時間が掛かりそうですが頑張ります。
先週の土曜日、久しぶりに教室に行き轆轤を廻しましたが
1ヶ月以上してないものですから途中までは何とかなりましたが
形を整える段階で失敗。結局没にしました。残念!!

私が焼いた器に家人がフラワーアレンジメントをしました。
題は「孔雀」だそうで初の合作です。
アレンジ103
如何ですか?!なかなか良い出来ではありませんか?
器が控えめなのも私らしくて良いですネ?!
やはり、花が主役、器は脇役としての役目でしょうか・・
来年は社員を引き立てる役目に徹して行きたいものです。
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趣味

ゼロ戦

私の好きな作家の1人ですが堺屋太一氏がいます。
 本名は池口 小太郎(いけぐち こたろう)。
 ペンネームの由来は、先祖の両替商が大阪府堺市から谷町筋に
 移住した際の屋号「堺屋」からで、「太一」は本名の小太郎の
 「太」から採ったものである。
 この堺屋さんが「日本と日本企業の進路」という題で講演。

 今回のサブプライムローン問題に起因した世界的金融・経済危機は
 単なる一時的な金融危機ではなく、ペーパーマネー・ソサエティの
 存続を揺るがす根本的な問題です。
 従って、この対策は大変困難であり、これから立ち直ったあとで
 世界の中はがらりと変るでしょう。
 今後は従来と違った新しい
          発想、組織形態、価値観、倫理が必要になる。

 この経済危機は適切な対策(10年前に日本がやったような)を
 とれば3年くらいで回復するかもしれませんがそれに引っ張られた
 世界はこれまでとは全く違うものになる。
 それは知恵の値打ちの世界「知価社会」が始まる。

 こんな状態が3年以上も続くのかと言われるとぞっとしている諸兄も
 おいでになるかもしれませんが・・「確かに住宅価格は上がり続ける」
 といった究めて不確定な要素を前提に資産担保証券を発行する。
 それを何十万と集めて証券化して1億口にして売り出す。
 10万件が一度に破綻する事はないとの理論により保険会社も保険を
 引き受け、保険会社は何十ものサブプライム証券に保険を掛ける。
 そして格付け会社はそれに「トリプルA」を付けました。
 全てが、がんじがらめに絡まった状態と言えそうです。

 根本の「住宅価格は上がり続ける。」が原油価格の高騰などで下がり
 始めると、住宅価値が値下がりしローンが返済できなくなり差し押さえ
 競売、さらに価格の低下を招き「サブプライムローンは危ない」と
 なると投資家は石油や金、銅を買うようになり石油の異常値上がりを
 招く悪循環です。

 さて、「知価社会」ですが
 今、我々が直面しているのは行程分業の世界だそうで
   ビジネスモデルはアメリカ
   技術開発はヨーロッパ
   デザインはフランス
   部品の生産は中国マーケティングはイギリス
   金融はシンガポール
            といった具合で
   資本集約的な組立行程は賃金の安い中国や東欧諸国へ流れ
   労働集約的なビジネスモデル、製品設計などは欧米に流れた。
 もし日本が物作りの行程にこだわり続けるるとすれば中国と競争
 することになりますが日本的発想で技術的に高度な物を作り対抗
 と言うのは究めて危険だとしています。
 例えば携帯電話、パソコンはあまりにも複雑、高機能なために
 世界市場で受け入れられませんでした。
 海外市場に出て行った携帯電話機器メーカはそのほとんどが
 撤退または縮小しています。
 日本市場の非常に繊細で技術的に進んだ消費者のマーケットでしか
 通用しないと言う事を正確に理解する必要があります。

 これまで世界市場に於ける日本の立場は
 車、家電製品等に代表される小型化、高性能、低価格の推進役で
 あった訳ですが日本製携帯電話のような高機能を使いこなす
 (日本人でさえ使いこなせない)市場が無い又は必要でないのか
 つまりはグローバルスタンダードでは無いということです。
 日本が世界に誇る「ゼロ戦」は世界で最も優れた戦闘機だと言われ
 ましたが・・
 実は1000時間以上訓練したパイロットでないと乗りこなせない。
   という欠点があったことを皆さんは知っていますか?
 日本で現場の技術者に物作りを任せると
   どんどん高度で複雑で高価なものが生まれる。
 これからの日本企業は「知恵の値打ち」を作らねばなりません。
                   (日経ベンチャーより)
なるほどと思う所が多々あります。
 とにかく、何のシステム・商品を作るの於いても技術者諸君は
 「より多機能に、より高度に、より集約された商品」
                  を作る傾向があります。
 マスターベーション的開発と言うのでしょうか自己満足が優先され
 本来、もっと簡単に誰もが使える商品が必要とされているという
 これからの消費者実態に合わせた物作りが必要かも知れません。   
 従来の先進国向け大量生産、大量販売、高機能、高価格商品は
 段々と姿を消し、世界中の誰もが容易に使え、消費者ニーズに
 合った小ロット製品、機能分散で必要最小の機能、低価格の商品を
 作る事が必要な気が致しました。
 良く考えて見ますと私が日々使っているパソコンの中に入ってる
 ソフトウェアーは何処の製品でしょうか?
 日本企業の情報基盤を支えているのはアメリカのマイクロソフト?
 何んとも言えない気持ちがするのは私だけでしょうか?!
 サイバーウォー等は劇画の世界だけにして欲しいものですネ。   
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朝礼の泉

悩める社長の思いつくまま!!

思いつくまま試しに始めました。が
思いついて止めるかもしれません。

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